一般的には「たていすかんなにらせ」と並んだ「JISかな配列」を指す事が多い。他に親指シフト入力などがある。
Windows端末で「かな入力」と「ローマ字入力」を切り替える場合は、次の操作のうちどちらかを行う。
- 「Alt」を押しながら「カタカナ/ひらがな/ローマ字」を押す。
- うまく切り替わらない場合は、「Alt」を押しながら「半角/全角/漢字」を押し、一旦キーを離してから「Alt」を押しながら「カタカナ/ひらがな/ローマ字」を押す。
- IMEツールバーの右端下側にある「KANA」表示をマウスで1回クリックする。
4段の鍵盤全体を使う配列であるためか、一般には「ローマ字入力と比べて習得には困難を伴う」と説明される。しかしながら、日本能率協会総合研究所の調査からその傾向は見られず、むしろ比較対象である親指シフトと比べても遜色のない結果を出している。
http://nicola.sunicom.co.jp/spec/demand.htm
ケータイが普及する以前に日本語入力を始めた世代からは、「かな入力=過去の遺物」というイメージを持たれがちである。
その一方で、20世紀終盤頃から「新しいかな入力」を模索するユーザーが現れだした。
例えば匿名掲示板2ちゃんねる発祥の「月配列」では、
という方式を採用し、ローマ字入力とほぼ同じキー範囲・ローマ字入力と似た打鍵感覚で「かな」入力を行うことができる。
http://jisx6004.client.jp/tsuki.html
ローマ字入力の配列変更と比べて「打鍵しやすい配列を作成する事が困難」であるが、それに見合う打鍵数の削減効果が見込めることから、かな系配列は今後も増加する可能性がある。
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