八歳の冬の日からずっと、強く輝くものが私の胸のうちに宿っている。夜道を照らす、ほの白い一等星のように。それは冷たいほど遠くから、不思議な引力をまとっていつまでも私を守っている。(三浦しをん『きみはポラリス』新潮文庫、2011) こんばんは。先日、勤務校の若手3人(♂、♀、♀)と一緒に、1泊2日で東北の被災地(気仙沼、陸前高田、南三陸、大川小学校、松島、等々)をまわってきました。リアル防災&減災教育研修です。新幹線に乗って、いざ一ノ関へ。レンタカーを借りて、いざ気仙沼へ。 彼の地はポラリス。 ポラリスとは、北極星のこと。初任から3年間お世話になった気仙沼は、人も場所も思い出もすべてひっくるめて、…