雨が上がって、 穏やかに晴れた 午後 娘が この春から通う 中学のクラス発表があり、 友だちと 一緒に見にいくのを いってらっしゃーいと 見送った それから 1時間ほど経って、 娘が ただいまーと 暗い声で 帰ってくる どうだった?と聞くと、 最悪だったーと 不貞腐れた顔で言う クラスごとに 順番に並んだ名前は どれも 知らない名前ばかりで、 唯一 知っていたのが 小学校で いちばん苦手だった 男子だったという。。 娘が 好きだった子 (今は 男友だち)とは 別のクラスになり、 残念そうにしている まだ 入学式前だというのに、 娘には 暗雲が 立ち込めているようだった そんなの まだこれからで…