こどもの国線は長津田駅〜こどもの国駅間 3.4kmを結ぶ鉄道路線。横浜高速鉄道が第三種鉄道事業者として施設を保有し、東京急行電鉄が第二種鉄道事業者として、運行管理を行っている。
当初は「こどもの国」へのアクセスを考慮した路線であり、運行時間帯もこどもの国の開園時間に沿ったもので(8時台〜18時台)、休園日にはさらに本数が減らされていた(休園日ダイヤ)。
その後、沿線の宅地化が進み、通勤路線としての位置付けに転換されることになったが、これは線路施設を保有しこどもの国を運営する社会福祉法人(こどもの国協会)の立場からそれることでもあったため、後述の通り1997年、横浜高速鉄道への線路施設譲渡が行われた。
また、2000年には途中駅として恩田駅を開業させ、上下列車の行き違いも行えるようになった。
こどもの国線独自の運賃体系があり(線内は大人160円*1均一)、世田谷線同様東急他路線との運賃の通算は行われない。ただし、田園都市線青葉台駅・田奈駅・つくし野駅・すずかけ台駅の各駅と恩田駅・こどもの国駅相互間を利用する場合には、大人20円引きになる乗継割引制度が設けられている。
*1:交通ICカード利用の場合には154円