【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、土屋うさぎさんの小説『謎の香りはパン屋から』(2025) 「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。五つの連作短編です。 それぞれパンにまつわる小さな出来事や人間関係の違和感を題材にした「日常の謎」が描かれています。 事件や犯罪ではなく、人の気持ちやすれ違いに焦点を当てた優しいミステリです。 舞台は大阪府豊中市にあるパン屋「ノスティモ」。漫画家を目指す大学一年・市倉小春は、ノスティモでアルバイトをしている。 ある日、親友から一緒に行くはずのライブビューイングを突然キャンセルされたことをきっかけに、小春は身近な出来事に隠された“謎”を次々と解き明かしていく…