夕方、Yシャツにアイロンをかけながら『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ』(TBS系)を観ていた。「旅立ちに刺さる卒業グッとフレーズ」という部門で50代以上の人が選んだのが尾崎豊の『卒業』であるが、今、Z世代にも尾崎の歌は再評価されているという。SNSで見栄を張り続ける今の生活、不景気やコロナ禍で明るい未来が見えない現状を”不自由”や”束縛”と捉えた若者の心に尾崎の言葉が刺さっているという。僕はYシャツのシワを伸ばしながら思う。 尾崎・・・あんたズリぃよ。 僕も尾崎世代で、中学・高校・大学とずっと尾崎を聴いていた。「夜の校舎窓ガラス壊して回った」ことはないし、むしろ生徒会長を務めるくらい真面目…