産まれてすぐに小舟で海に流され(捨てられ)た少女のクロウが自分のルーツを探す物語です。 クロウの顔には羽の形をしたあざがあり、これが両親探しのヒントになります。 (表紙にクロウの顔が書かれているのですが羽型のあざはわかりにくいのでもっとクッキリ描いてあっても良かったかも) カテゴリーはハンセン病ですが、この本ではハンセン病患者は出てきません。 クロウの両親がハンセン病患者かもしれない…という疑いが近所の人にあるのでクロウはかなりツライ生活をしています。 ふれてもらえなかったり図書館や郵便局で差別をされたり…1952年が舞台のお話なのでハンセン病患者に辛い時代だったことがわかります。 見どころは…