虎ノ門にある興昭院ではお地蔵さんのほかに「こんにゃく閻魔」という珍しい閻魔様と出会うことができました。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 興昭院の基本情報 興昭院は浄土宗のお寺で、山号は智相山、寺号は随養寺。天文2年(1533)紅葉山に創建。慶長16年(1611)現在の地に移転。昭和3年(1928)智相院と随教院と合併して、智相山随教寺興昭院となる。本尊は阿弥陀如来像。 寺号標 本堂 閻魔堂 江戸時代に眼病の方がそっと隠れて願掛けをし、治るとお礼にこんにゃくを副えて、お詣りをする習わしがあったことから「こんにゃく閻魔」と呼ばれています。形が崩れているのは、関東大震災の影響です。港区の指…