夜になると、台所の明かりが、昼間より少しだけ白く感じることがあります。 包丁を出す前に、冷蔵庫の前で立ち止まって、ふと、手が止まりました。 今日は、ごはん作りを、楽しむ余裕がなくなっていたことに気づく夜の話です。 好きだったはずのことが、重たく感じる 料理が嫌いになったわけではありません。 時間がある休日には、少し手の込んだものを作りたいと思うし、味付けを考える時間が楽しい日もあります。 それなのに、平日の夜になると、「やらなきゃ」という気持ちだけが先に立つ。 楽しいはずだった行為が、いつの間にか、こなすものに変わっていました。 義務になった瞬間は、はっきりしない いつからそうなったのか、はっ…