怪盗モノ。札幌大通りを舞台に義賊として不正を暴くノビレスオブリージュなお嬢様の話。 法では裁くことが出来ないグレーゾーンな悪事をイリーガルな手段で解決していくカタルシス。 体験版は主人公の出身孤児院が売却の危機に遭い、それをお嬢様に救われるイベントがメイン。 お嬢様が割とポンコツであり、主人公の感謝の抱擁により即落ち2コマ漫画のように攻略される。 一番可愛いのは美春お姉ちゃん。孤児院で主人公と共に育った姉的ポジションで家族の絆が半端ない。 この美春お姉ちゃんが攻略できるのならば十分買っても良いと思われるが果たして。 ただ肝心の怪盗に関する盗み系イベントのシナリオは余り期待できそうにないかもしれ…
中二。対テロ人材育成機関・学園異能バトル・軍閥警察エージェント・金融戦争モノ。 テロで姉と最愛の幼馴染を亡くし空っぽになってしまった主人公だったが……。 新しい仲間と対テロ鎮圧戦をこなすことで徐々に人間性を取り戻していく。 体験版は系列校のライバル組織との覇権抗争が主軸となって描かれる。 最終的に軍隊・警察・軍需企業・学校など様々な権力機関の駆け引きが展開される。 主人公たちは「可能性」を示すためのモルモットであり「観測」の対象。 ちりばめた伏線と大きく広げた風呂敷を収束できれば面白そう。 割と面白いが、中二的な舞台装置が壮大であり、設定を回収できるかどうかで評価が分かれそう 【1】テロにより…
臓器提供者となった5人の死体の霊魂が、移植先の少女に生きる意志を灯させる話。 星空鉄道とはそれ即ち少女の生命であり、機関車が止まったら少女は死ぬ。 鉄道旅行を通して少女が献体の生き様を知ることで拒絶反応を克服するというギミック。 停車する駅は各献体にとって思い入れのある土地であり、擦り切れた人生を再生される。 銀河鉄道の夜もジョバンニを除いて死者の旅であったし、それを臓器移植モノに上手く繋げた。 自分の人生を取り戻した上で、メインヒロインに将来を託すお別れのシーンは感涙必至。 挫折して人生に疲弊し(挙句の果てに死んでいった)大人たちが光る大変グッとくるVNL。 俺たちは、お前になら使ってほしい…
旅ゲー。機関車要素には重きを置かず「旅を楽しむ」ことをメインとするキャラゲー。 プレイヤーは鐘城暁(シロさん)の視点に立ち可愛いキャラと交流していくことになる。 企画は原画師しらたま先生で、キャラ萌えのためだけに作ったキャラゲーとのこと。 車掌ガール・黒髪猫耳・愛蘭系米国人・芸者系フリーター・主人公の妹?が攻略ヒロイン。 シナリオ担当のさかき傘先生が、各キャラの主題をどのように描くのか大変楽しみ。 星空鉄道かつ岩手県民キャラもいることから宮沢賢治的な鉄道旅行になるのだろうか? 体験版はメタ的な視点から作品コンセプトを紹介してくれます キャラゲーだからこそキャラの魅力を伝えねば 体験版内で原画師…