陰暦十月廿一日。気温摂氏10/18度。快晴。昼前に瓜連の映画館あまや座へ。 観るのはもう何度目なのかしら。柳町光男監督〈さらば愛しき大地〉は名作。〈さらば〉はもう場面、セリフかなり覚えてゐるが今日の発見は2つ。1つは土砂運搬の手配師が事務所に使ふ中古のバスの払ひ下げが茨城交通のバスで乗降口横の看板が一昨日会つたS君の家が営む水府の洋品店Mの看板であることと根津甚八と秋吉久美子の二人が水府に遊ぶ偕楽園に〈左近の桜〉あり。これは貴重。それにしてもなんでこの映画だけはもう4、5回見てゐるが飽きないのかしら(2014年の日剩)。とにかく根津甚八の覚醒剤中毒になつてからの顔が抱きしめたいくらゐ可愛らしい…