いつからだろう、僕がされる側になったのは。 「小さい頃はもう人見知りが凄かったのよ」 必ず母親は僕という人間の説明にその言葉を遣っていた。 実際そうだったのだろう。ただ、そんな昔を伝えたところで一体何になるのか。そんなことを考えていた時期があった。もっと言えば、なぜそれを伝えたいと思っているのか、伝えなければならないと判断しているのか。 その答えは中学という時期の僕でもすぐ理解できた。その時の今(・)という僕からは想像つかないという1点なんだと思う。昔は可愛かったのよ。つまり今(・)は可愛くない子なのよ。そう言っているのだと容易に理解できた。クソ生意気だったしね。 クソ生意気 母親が言う小さい…