アンデスの山の小さな村に住む家族のお話。 アンデスの山には木や作物は育たず、唯一じゃがいもだけが収穫できます。 朝も、昼も、夜も、おやつも、じゃがいもを食べて家族は仲良く暮らしています。 色んな種類のじゃがいもがあって、少し甘いじゃがいもはおやつにピッタリ。 ムーチョは朝起きると、母が釜戸で作ったじゃがいもスープを食べると、 お父さんとアルパカに草を食べさせるため、山を一緒に登ります。 その後、小屋の中のアルパカのふんをかき集める作業です。 アンデスの山には、木も電気もガスもないので、 アルパカのふんは、大切な燃料になります。 その夜、アルパカの親子がいなくなりました。 あたりを探していると、…