文化祭参加したくない勢である手毬を面倒見の良い清夏が構ってあげる話。 学校行事には積極的に参加する人々と出来るだけ関わり合いになりたくない人々がいる。 教育課程的には特別活動において集団内で一つの目標に向かって行動する経験をさせる必要がある。 手毬はそれを理解しているし、学校のカリキュラムを真面目にこなすので一応形式的には参加していた。 だが手毬は文化祭に価値を見い出せない勢であり準備でレッスン時間が削られるのを良しとしなかった。 故に嫌々参加しながら不平不満を垂れ流しクラス内の士気を下げる害悪的存在と化してしまったのだ。 そんな手毬に対処することとなったのが清夏であり手毬を買い出しに連れ出し…