親に病が見つかってから 今日 今夜まで 自分が生きてきた 何年かは それまでの自分らしさや それまでの生き方や 自信や希望 一瞬に ただのがらくたになって 瓦礫となって そんな重たいものを引きずりながら 右往左往して もがいてきた 必死で 何をどうしたかの 記憶がなくなったところもある… パパを見送り ママを見送った 結局は こうして ひとりで何も変わらず パパにもママにも 申し訳なさでいっぱいで まだ苦しい 生きているあいだは この苦しさと生きてゆくんだろうな… いつまでを生きてゆけるかは わからないし 弱いわたしは さらには病院も大嫌い!で 人生で たったひとつ よかった って思えること …