藤井聡太三冠が11月12、13日に行われた竜王戦七番勝負第4局で豊島将之竜王を122手で下し、同シリーズの成績を4勝0敗のストレートで竜王奪取に成功しました。 この結果、羽生善治九段が保持していた最年少四冠記録22歳9ヶ月を大幅に更新する19歳3ヶ月で最年少四冠を達成。史上初の「10代四冠」になるとともに、竜王を含め王位、叡王、棋聖の四冠を保持したことで序列トップとなり全棋士の頂点に立ちました。 プロデビューから5年余りで令和の天才棋士がついに棋士No.1の座につきました。今年度、棋聖、王位と防衛し、叡王を奪取して迎えた将棋界最高峰タイトル、竜王戦の七番勝負は豊島竜王と今年度3つ目のタイトル戦…