たそがれてゆく子さん (中公文庫 い 110-6) 作者:伊藤 比呂美 中央公論新社 Amazon このタイトルに この表紙 もう、手に取るしかないでしょう。 「たそがれてゆく子さん」伊藤比呂美 アラフィフともなると 老いていくことに 思い出したように、ふっと、不安になるときがある。 不安解消にと 老後の生き方指南のような本を いくつか読んでみた。 だけど、なんだか得体のしれない もやもやが自分の中にやっぱり居ついている。 老いていくって 自分の問題でありながら 自分だけの問題ではないからね、と思う。 老いる自分 老いるツレ 老いる親 自分が老いれば 周りも老いるわけで 病気や介護、看取りの問…