本日に野暮用から戻りましたら、「ちくま」8月号が届いていました。 当方が購読している出版社のPR誌では、「ちくま」が一番はやくに届くので ありますが、以前は25日くらいに届いていたように思います。 それはさて、「ちくま」では頭から女性の書いたものに目が行くことになり です。 冒頭におかれたのは、金井美恵子さんの「重箱のすみから」11回目ですし、 続いては嵯峨景子さんが書く氷室冴子さんの文庫本「いっぱしの女」について のものでありました。 嵯峨さんといえば、氷室さんの専門家でありますからね。この文章を読みま すと「いっぱしの女」を読んでみようかという気になります。 嵯峨さんは「回顧ではなく、きわ…