「がん」について丁寧に解説している子ども向けの大型の本です。「2人に1人ががんになる」という言葉がなかなか心をえぐってきます。 がんは身近な病気として書かれているので読んでいて少々不安になるかも? (子どもの場合はがんになる人はとても少ないとフォローは入りますが…) 最古のがんは170万年前で人の足指の骨の化石から骨肉腫というがんが発見されたそうです。昔からがんがあるのが驚き…なんとなく現代病のイメージがありました。 がんサバイバーの高山さんのお話が壮絶でした。40歳の時に脳腫瘍、42歳で悪性リンパ腫、45歳で急性骨髄性白血病、48歳で大腸がんを経験。 だるさや発熱、下痢や腸閉塞と闘い、臍帯血…