朝はこの宿のもう一つの名物風呂である立湯に。これは鍵湯より湯船は小さいけど、「なるほど座って入れんな」 ここも湯船の底から温泉が湧いて来るお風呂なのだけど深いのよ。百二十センチとなってたからプール並。「昭和の銭湯並みに深いな」 昭和やそれ以前の銭湯は深かったのよね。あれも理由があって、入浴客を早く帰らすためだとか。座り込まれると長風呂になるからだと聞いたことがある。それぐらい繁盛していた傍証にもなるけどね。 朝食は八時半から。これは旅館の朝食のデラックス版よね。もう一回念を押しておくけど料理は美味しいよ。この地域のキャラが立ってなかったのが惜しかった。出発はノンビリ九時半も回ってから。「昼飯の…