Carol King『Music』 キャロル・キングと言えば『つづれおり』。が余りにも売れすぎてしまい、もう何も語る気が起きなくなってしまうんですけども、次作の何とも愛想のない、売る気ゼロなタイトルのアルバムは、個人的には、『つづれおり』よりも愛着があります。 このアルバムへの愛着がより深くなる原因は何と言っても「Brother, Brother」ですね。 大変素晴らしいのですが、なんとシングルカットされていないんですね。 エレピ、アコースティック・ギター、ベイス、パーカッションのみのシンプルな演奏にカーティス・エイミーのテナーのソロとキャロル・キングのピアノ演奏を加えているもので、冒頭がかの…