12分の短編アニメーション。
2008年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞。
アニメーション映画祭(フランス)「アヌシー2008」短編部門・アヌシー・クリスタル賞及びこども審査員賞(2008年)受賞
(日本人の作品では2003年の山村浩二監督「頭山」以来2度目)
第81回米アカデミー賞短編アニメーション賞受賞:2009年(同賞では日本人初受賞)
など国内外で20の賞を獲得している。
【作品概要】 水に囲まれつみきを積んだような部屋でひとりの老人が暮らしている。水没している階下にパイプを落とした彼は、それを拾うためにもぐり、それぞれの部屋に刻まれた家族の思い出にめぐりあう。いまはいない妻、娘、なつかしい人々の大切な記憶が静かなタッチで描かれ、純度の高い心にしみる作品となった。地球温暖化のテーマも秘められている。
文化庁メディア芸術祭の作品紹介より