人間ってみんな変り者だもの。(本文より) 古い作品を割と入試で見る作家の新作だ。 葬儀で自宅から出棺する際、参列者達が 唐突に地面に置いたいくつものスイカを 叩き割り出すって風習、想像できるか? これは本作に出てくるインドネシアの話。 変わってるにもほどがあるって思うよな。 この本には劣らぬ変わり者が出るんだわ。 一時期、特異な生活をしていた家族達の ままならない人生に光を当てた物語だよ。 様々な人物視点による掌編の集合体かつ ときに時系列が前後するので難しめかな。 僅かだが子どもに見せづらい箇所もある。 隠れ家めいた居心地の良さのある場所が 迷える少女の救いになる部分は良いよ~。 素材文適性…