「アメリカのド田舎(アラバマ州)ですよ、そこに『マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ』というのがあって、アレサ・フランクリンやウィルソン・ピケットやなんかがそこで作品を録音するんです。そのサウンドに憧れたローリング・ストーンズがこの地でレコーディングするわけですよ。」 「そこでセッションした音は、都会の音とはどうもタイム感が違うというか、少し遅く聴こえるらしいんですよ。それが逆に『クールだ』と言われるんだってマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオのミュージシャンが言ってるわけです」って小林克也が言ってかけた曲が「ブラウン・シュガー」だった。調べると、1969年12月1日から4日にかけて行…