なぜ殺すのか

2010年のデビュー作である本書と、2014年の『リバーサイド・チルドレン』の、現状2冊しか著作のない寡作の著者。 しかし、本書はミステリランキングでは軒並み上位に入り、ミステリファンからもことあるごとに名前を聞く、ある種伝説的な作品です。 叫びと祈り作者:梓崎 優東京創元社Amazon 斉木という日本人青年が世界のあちこちの国で関わる謎を描いた、5編からなる連作短編集です。 各編で舞台となる国が変わるのが、単純に短編集としてのバラエティを豊かにしていて楽しいのもあるし、その舞台、その文化、その価値観でしか成立しない意外性を演出してもいます。 また、短編タイトルからも予想は付くので明かしてしま…

最後に貼りたかったのになぜか画像が先頭にくる謎現象のせいで日付だけいちばんさいごにいるひとりで なんか…光ってる…？とおもったらでっけえきのこはえててこわ…ってなった マイクぐらいある？ おにぎり屋さんのあかねちゃん 8/9 げむさがしで放浪してるたびにぜったいに14が顔を出してくるんだけどじっさいわたしと同じか似た理由で14を引退したぷれいやーってこの世になんにんいるのかなってすごくきになるね… 悪は悪というかんがえで主人公があらゆるにんげんを殺害するたびにじぶんとの解離感をかんじてたけど、そもそもそこで一致すると思ってるのが間違いなのかなとも思うけど、そう思わせる意図はふんだんにあったきが…

人が人を殺すとき―進化でその謎をとく 作者:デイリー,マーティン,ウィルソン,マーゴ 新思索社 Amazon 昔から疑問に思っていることがある。なぜ毎日のように「殺人事件」の報道があるのだろうか！？一日くらい事件も事故もスキャンダルも何も起こらず、平凡なできごとだけで、ニュースで『今日は、なにも事件がありませんでした。近所のニャンコが子どもを5匹生んだだけです！』って日があってもいいと思うのだが。（笑） さて、なぜ人は人を殺すのか！？いつ、人を殺したくなるのか？その疑問に答えてくれたのが東野圭吾の『殺人の門』だった。 lp6ac4.hatenablog.com 「だれが、だれを、なぜ殺すのか。…