実は、売れたチケットの約7%が「死にチケット」になる制度設計の甘さが判明しました。 大阪・関西万博で発生した140万枚もの「死にチケット」問題。この数字がどれほど異常なのか、実感として分かりにくい方も多いのではないでしょうか。 実は、2005年の愛知万博では未使用チケットはわずか99万枚、未使用率5.7%でした。ところが大阪万博では、少なくとも140万枚、実際には200万枚近くが未使用になる可能性があり、未使用率は15-20%に達する見込みです。 つまり、愛知万博の約3倍もの未使用率という異常事態が起きているのです。 なぜこれほどまでに「死にチケット」が大量発生したのでしょうか。そして、「払い…