今日も朝が来た。それだけで胸が苦しい。 この世界での生活にもう何の希望も見いだせず、朝日が昇るたびに「また1日が始まってしまった」と感じる。 布団の中で目を開けることすら抵抗を感じる。 それでも時間が過ぎ、外が明るくなるにつれて、「何かをしなければならない」という焦燥感が募っていく。 それがまた重く、私を布団に押し付ける。 何とか起き上がったのは昼を過ぎたころだった。 体が鉛のように重く、顔を洗うのさえ億劫だった。 鏡に映る自分の顔を見ても、そこに映っているのは生気のない虚ろな目。 いつからこんなに自分を嫌いになってしまったのだろうか。 かつては笑顔があったはずなのに、今ではその面影さえ思い出…