24歳の「伝説の女子高生」? 樋口一葉が今の私たちに刺さる理由 五千円札の肖像画でおなじみの、キリッとした着物姿の女性。 「教科書の中の偉い人」というイメージが強い樋口一葉ですが、実は彼女が作家として活躍したのは、今の大学生から社会人1年目くらいの、わずか数年間のことでした。 彼女が駆け抜けた24年という短い生涯は、今の私たちが読んでも「うわっ、わかる……」と共感してしまうような、リアルな葛藤に満ちています。 1. 「やりたいこと」と「お金」のリアルな悩み 一葉はもともと、お父さんが役人で裕福な家庭に育ちました。でも、お父さんが亡くなり、兄も亡くなり、10代でいきなり「一家の稼ぎ頭」になってし…