濡れた画用紙に水で溶かした絵の具で描く、独特の絵画手法「にじみ絵」。楽しいのはもちろんのこと、子どもの感性を育む効果も期待できるそうです。にじみ絵は、小さい子どもたちにとっては色遊びです。色が自由に広がったり、色と色が混ざり合い違う色が生まれるといった小さな驚きが体験できます。純粋に色を楽しむこと、それがにじみ絵の醍醐味。子どもの色彩感覚を養うのにとても役立つそうです。 【芸術を通して心を育てるシュタイナー教育】 もともとにじみ絵は、シュタイナー教育に取り入れられている絵画教育法です。19世紀の思想家であるシュタイナーは、0~7歳に「意志」、8~14歳に「感情」、15~21歳に「思考」を育むこ…