「東京に行く」「東京へ行く」 話し言葉(口語)としては「東京に行く」が一般的だと思いますし、「東京に行く」でも「東京へ行く」でも意味は通じますので、どちらを使っても良いと思うのですが、微妙な違いがないわけでもないというのが日本語の難しいところですね。 「に」は最も多くの用法を持つ格助詞 「が」「の」「を」「に」「へ」「と」「から」「より」「で」「や」の格助詞のうち、「に」は、最も多くの用法を持つと言われています。 「東京に住む」(場所)、「会社員になる」(着点)、「友人に会う」(相手)、「彼にはできない」(相手)、「音に驚く」(起因)、「東京に行く」(方向)、「見学に行く」(目的)、「11時に…