おもに日本国の国会について、衆議院の多数派(=政権与党)が参議院で少数派になり、野党が多数派を占めること。
正式な立法用語ではなくマスコミの造語で、おもに批判的な文脈で使われることが多い。
与党の法案が参議院を通りにくくなり、政権運営が行き詰まりやすい。
2007年参議院選挙以後の「ねじれ国会」は、安倍内閣・福田内閣の退陣につながった。
しかし、二院制は最初からこうした事態を想定した制度であり、議会制民主主義が正常に機能している状態ともいえる。
状況の打開策として
などが考えられる。
2013年7月の参院選において、自民党が非改選と合わせて135議席と参院の過半数を確保。衆参で与野党勢力が逆転していた「ねじれ国会」は解消された。