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のぞきからくり

(アート)
のぞきからくり

のぞきからくりは、江戸期に発祥した伝統的な見世物芸能のひとつである。
最初は数個ののぞき穴からからくりや浮絵をのぞく簡素なものであったが、明治・大正期には、二〇個もの覗き穴を備え、畳一畳ほどもある重い絵に細かい押し絵をほどこした豪勢なものが現われるようになった。竹の棒を叩きながら調子よく唄われるのぞきからくりの語りは、人々が容易に口ずさめるほどに広まった。
のぞきからくりは各地の縁日の盛り場、社寺の境内でよく見られたが、活動写真の流行とともに衰退した。

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