今週のお題「小さい春みつけた」 沈丁花の香り。 まだ寒い日もある中で、沈丁花の香りがすると「春が来るな」と感じます。 3月は卒業シーズンでもあるし、社会人になってからは異動シーズンで。 自身に思いがけない辞令が出た春もあるし、周りの環境が変わる心細さに動揺する春があったり。 そういう時季にふと届く沈丁花の香りは、心の機微にそっと寄り添ってくれるように感じます。 くよくよしていても、取り乱した内心を営業スマイルで取り繕った帰り道も、かけてもらった期待に押しつぶされそうな時も、新しい肩書の名刺に頑張らなきゃと背筋を伸ばす時も。 抱えていた感情はその時々によって様々で、決してプラスの心持ちだけではな…