京城クリーチャー Netflix みなさまご機嫌いかがですか。 3月だというのに寒い。「春はまだか！」と 春の陽を渇望する阿覧澄史あらんすみしでございます。 相変わらずのネトフリ中心生活を送っておりますが 先日、アマプラを探っていたら あの映画が配信されているのを発見してしまいました！ それは 「はなればなれに」(Bande A part)。 J・L・ゴダールの1964年の白黒のフランス映画でありまして それこそ夢のようにはかなく輝く珠玉の佳品。 ワタクシの中では特別な一本でございます。 ゴダールなんて小難しいばかりで 面白くも何ともない映画が多いのでございますが （あくまで個人の感想です！）…

１９６４年のフランス製作の長編劇映画。 監督がジャン＝リュック・ゴダール。 ヒロインがアンナ・カリーナ。 音楽がミシェル・ルグラン。 男二人に女一人の恋愛や犯罪もの。 最初はアンナ・カリーナ演じるオディルはアルチュールが好きだったが、暴力を振るわれたり、冷たくあしらわれたりして、最後にはフランツのほうが好きになっていく。 それにしても最初の頃フランツにものすごく冷たいところがありありと表されていてすごい。例えば、煙草をフランツが差し出しても全然吸わないのがアルチュールが差し出すとすぐに煙草を吸ったり。 カフェで三人が踊るところがすごく素敵。 何のダンスなのか私には分からないが三人とも同じダンス…

もう15、6年位も前の事だ俺が住んでいる地域の小さな映画館で、ゴダールの作品を上映すると聞き、早速観に出かけた。それは『はなればなれに』という1964年の作品で、当時は日本未公開であった実を言うと俺は映画を殆ど観ない、だから当然詳しくもない それでもゴダールの名前は知っていたし、20歳の頃にはレンタルで『勝手にしやがれ』や『気狂いピエロ』を観た事もあったしかし、これのどこら辺が面白いんだろうかとか、なぜ登場人物はこんなにも喋りまくっているんだろうかとか思って、まあいずれ俺向きではないなと感じていたそんな訳で『はなればなれに』に何かを期待していた訳ではないし、どんな映画なのかも知らなかったただ、…