令和版ひぐらしは壮大なループが展開されましたが結局のところ沙都子と梨花が自立する話でした。 沙都子には梨花以外にも鉄平や詩音、そして悟史がいるので孤独じゃないよというラスト。 ひぐらし業とひぐらし卒を合わせて、これぞホントの卒業エンドというオチ。 最初の時系列で沙都子が退学してやり直すのかと思いきや、時間軸は入学時まで巻き戻る。 沙都子がループして創り出した都合の良いセカイは維持され最後に沙都子自身に返される。 自立できる環境を整えたという意味で沙都子のループにも意味があったことが示唆された。 わざわざ『ひぐらし』を持ち出してまで進学時における関係性の変化をやる必要はあったのか 「仲の良い親友…
今までのループは梨花が死亡時の記憶を継承できない事から沙都子の殺人が成り立っていました。 しかしながら梨花が記憶継承能力を得たことにより前提は覆りループは無意味な物となります。 こうして視聴者は二人がループしながら怨念を募らせながら殺し合う姿を見せられることになります。 そしてついにはループを終わらせることのできる剣を装備し異能バトルを繰り広げることに。 この悲劇に対して未だに奇跡を唱える羽生は残り1話でどのようにオチをつけることができるのか。 令和版ひぐらしがリメイクされた意義をちゃんと示せるような終わり方になるのか(無理そう)。 どんなに設定を壮大にしてもやってることはただの思春期の少女の…