ましろ回。自分にやりたい事が無かった少女が躾をきっかけに教訓を創作で伝えようと絵本作りに目覚める話。 虹ヶ丘ましろは仲間と比較し自分だけ何もやりたい事を見いだせずアイデンティティの確立に悩んでいた。 そんな中、幼児のエルちゃんが自分の玩具を他者に貸し与えず自分だけで悦に浸る場面で躾に失敗してしまう。 ソラは狭量さを叱り、ましろは他者と喜びを分かち合うことの大切さを説くが、言うことを聞かなかった。 他者の思想を転換させるにはどうすればよいか?ここでましろは絵本の教訓による道徳教育を思いつく。 自分一人で独占せず他者と分かち合うことの喜びを理解ってもらうため、ましろはペンを執ったのだ。 ましろの絵…