長野市街地で毎年8月第一土曜日の夜に行われる、長野県の代表的な市民祭。前身は「日本三大祇園祭」と呼ばれた祇園祭。
「びんずる」の名は、善光寺にある賓頭盧尊者の木像に由来する。この木像は撫でると病気が治ると伝えられており、「撫でる→触れる→市民のふれあい」という発想で祭の名称に選ばれた。
「連」と呼ばれる10人以上のグループを単位とし、200以上の連が長野駅から善光寺の間をしゃもじを打ち鳴らしながら踊る。
毎年、踊り手10,000人・見物客200,000人ほどを集める。
お釈迦様の弟子で、十六羅漢の筆頭。「撫で仏」であるため、どこの寺でもその木像は磨り減り、ぴかぴかになっている。