砂山の 砂に腹這い 初恋の いたみを 遠く思い出ずる日 以前このブログかどこかに書いたような気がするが、自分が物心ついて最初に自覚的に好きになった女優というのは、長谷川真弓さんだった。 長谷川真弓といっても、知らない人の方が多いだろう。 子役としていろんなドラマに出演していて、自分が見たのは、NHKの連続ドラマ『太陽の子』(灰谷健次郎原作)での主人公「ふうちゃん」役で、完全にやられてしまった。 『太陽の子』は原作の小説も読んでいて、主人公の「ふうちゃん」を好きになった。 普通、原作が好きでドラマ化されると幻滅するものだが、長谷川真弓の「ふうちゃん」は自分のイメージの斜め上を行っていて、子供心に…