傀儡師の始めには諸説あるようですが、平安時代には既に存在していたとされています。木の人形「木偶」を首から掛けた箱の上で回せる漂泊芸人で、盛りは江戸時代ですが、正月に家家を廻り目出度い舞いを披露したことから季語にもなっています。 芥川龍之介は「傀儡師」と謂う短編小説集を上梓していますが、傀儡師を題材とした掌編はありません。自身を小説を編む傀儡に喩えたのでしょうか。 eight8eight-888.hatenablog.com 元日に令和六年能登半島地震が起きると謂う、脳天気なだんなには想定外の改年となりました。被害が拡大しないことを祈る許りです。 傀儡師の口上「鬼が出るか蛇が出るか」。ふうふとエ…