詩人の谷川俊太郎さんとイラストレーターのノリタケさんの共作。 この絵本はたくさんの大人、子どもに読んでもらいたい絵本です。 作品のタイトルのとおり、平和と戦争について描かれています。 平和だから出来ること、平和だから当たり前にある日常、 同じ父でも、平和なときの父と、戦争のときの父は違う人。 何かを守ろうとしているのは同じなのに、でも違う。 平和な夜と、戦争の夜。 二つを対比していくと、大きくかけ離れた日常がそこにある。 黒と白で構成されるシンプルなイラストはまるで、闇と光のようだ。 はじめの方は、平和と戦争は全く別の世界、かけ離れた世界のように感じる。 2つの世界として、視界にとらえていくこ…