ゲーム制作は成功したものの・・・ あーあ、やっちゃった。恭也の奮闘でゲームは何とかギリギリで納期内に完成させられ、収益を上げることに成功したが、結果として貫之が自信を失ってしまって、学校をやめることを宣言してしまう。貫之はあまりに出来すぎる恭也に対して、自分の劣っている部分を見せつけられたような気がして挫折してしまった。恭也は社会人経験があるからこそ、何が何でも「納期」を死守することが重要であることを身に染みて知っていて、それだからこそそれを最優先にしてプロットにまで介入したのだが、それは同時に貫之に対しては「お前のやり方じゃ社会に通用しない」と言っていたことに等しくなった。恭也は自覚してなか…