10歳でデュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断された土屋竜一さんの子供時代を書いた本です。 竜一さんことリュウちゃんのあまりの元気っぷりに驚きます。 10歳で筋ジストロフィーと診断されたという事なので10歳未満の時にはまだ元気よく動けていたことがわかります。 吃音の男の子「カズヨシ君」との心温まる釣りのお話や学校生活等も楽しいです。 可愛らしい初恋や高校生のお姉さんとのやりとりもほっこりします。 しかしながら出てくる大人がろくでもない大人ばかりなので少し不愉快になりました。 「小諸のおじいちゃん」はリュウちゃんが遊びに行くと 「リュウちゃんが来ると、飯がまずくなる」 と言います。 (愛情の裏返し…