信友直子監督が広島県呉市で、老々介護をしている両親を撮ったドキュメンタリー作品。 岡山出身の私にとっては、ほぼ同じ方言に聞こえる広島弁。母親が認知症を発症し、父親が介護しているという状況。1作目は、まるで岡山の自分の両親を見ているようだった。 ただし、90歳を過ぎた信友のお父さんとは違い、私の父は物分かりが良くない。そして娘の私も、両親にとって自慢の娘ではないと思う・・・。 続編の「おかえり、お母さん」のほうは、ちょうど2か月前から入院している、私の母の今後を見ているようだった。映像の中で信友ご夫妻が経験する辛さや寂しさは、そっくりそのまま私の両親が今後経験することなのだと、家族として予行練習…