ライブチケット販売のノルマを達成するために路上ライブで宣伝する話。 父と母以外にライブチケットの買い手がつかない後藤ひとり。 妹に対するつまらない見栄のために母の友人という伝手を自ら捨ててしまう。 一人で思い悩む後藤ひとりの前にとあるアル中で依存症の酔っ払いが現れる。 彼女は新宿で活躍するベーシストでチケット販売のための路上ライブを提案してくる。 巻き込まれ体質の後藤ひとりはあれよあれよと路上ライブをすることになるが……。 当初は怖くて目を瞑っていたが観客の声援で覚醒し演奏そのものに楽しさを見出す。 路上ライブは成功しファン1号・2号を獲得した上ベーシストにも認められるのであった。 路上ライブ…