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まなびライン

(ウェブ)
まなびらいん

 まなびラインとは、2ちゃんねる・したらばの「アニメDVD・BDの売り上げを見守るスレ」で使用されている、アニメ製作の「採算ライン」とされるDVDの売上枚数を指す用語。 もっとも、「採算ライン」という名の煽り要素といったほうが正確かもしれない。
 2007年に放送されたアニメ「まなびストレート!」を基準とするラインなので「まなびライン」と呼ばれている。 第1巻の売上が2899枚、全巻平均で約2300枚がまなびラインにあたる。
 深夜アニメは、通常の番組がCMで収益を上げるのとは異なり、DVD・BDの販売によって収益を上げる構造になっている。 そのため、DVDの販売本数が良ければ続編などが製作される可能性が高くなる一方で、低ければ製作費の回収すらままならないことになり、アニオタにとっても興味が湧く事柄となる。
 アニメ製作の採算ラインはアニメ制作会社の経営にも影響しうるため重要な意味を持つため、その基準線として認識されているのが「まなびライン」である。
 もっとも、「採算ライン」として広まっているものの、明確な根拠までは無いようで、どうやら、この「まなびストレート!」は作画が良くファンもそこそこいたのに売上は芳しくなかったことで話題になり「作画は良くても売上が伴わないイマイチなアニメ」という印象となったことに加え、「まなび」の後の作品でDVD売上が下回った作品はいずれもイマイチな作品だったことから、そこそこの出来を示す「ライン」として基準扱いされるようになったと思われる。
 結局は、このラインを下回ればクソアニメと煽り、上回ればそこそこ良かったアニメと扱うといったように、「まなびライン」の意義は売上からその作品の良し悪しを語るところにある。
 なお、もともとはDVD専用のラインだったが、これは単に当時はDVDのみの発売でBDは発売されなかったためである。

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