[ローマ字] JS Myōkō, DDG-175
みょうこうは、海上自衛隊の護衛艦(イージス艦)で、こんごう型護衛艦の3番艦。
艦名は妙高山に因む。
三菱重工業長崎造船所で1993年4月8日に起工し、1994年10月5日に進水、1996年3月14日に就役した後に第3護衛隊群第63護衛隊に配属された。
就役後リンク16のアンテナを追加装備している。
1998年8月31日、北朝鮮より発射された大陸間弾道弾「テポドン1号」の軌跡をフィーズド・アレイレーダーにて探知し、米軍に重要な判断情報を提供。
1999年3月に発生した能登半島沖不審船事件の際に不審船を追跡。
2004年1月、テロ対策特別措置法に基づきインド洋に派遣。同年5月まで任務に従事。
2009年10月27日、ミサイル防衛機能を付加する改修を完了し、RIM-161スタンダード・ミサイル3 (SM-3)ブロックIAの発射試験(JFTM-3)をハワイ・カウアイ島沖で行い、予め時刻を知らせられない条件下で太平洋ミサイル試射場から発射された模擬弾道ミサイルの迎撃に成功。
現在は第3護衛隊群第7護衛隊に所属し、母港は舞鶴である。