~25日 ~撫子の絽の小紋 淡い色でまとめられています。 撫子は優しいイメージですね。なにせ大和撫子ですもん。 さすがに絽は、胸の辺り、襦袢の衿が透けていますね。 夏は、この透け感が涼しさの一つの演出になっています。 透けている部分は、平織りの間にもじり織(からみ織ともいう)という技法を挟んで、糸と糸の間を空けるということがなされています。 何段おきにもじり織を入れるかで、透ける部分が多くなったり少なくなったりします。 3本絽、5本絽などと呼びます。 不定期に絽目が入る物もあります。 この着物の生地は、平織りの部分が広いタイプです。 なので、透け感が抑えめです。 6月中に絽を着る場合や、7月初…