介護士として、日々高齢者の方々と接する中で、多くの方が「もう自分は何もできない」と感じていることに心を痛めています。 確かに、年齢とともに体力や認知機能が低下するのは自然なことです。しかし、それは何もすることがなくなったという意味ではありません。むしろ、高齢者だからこそできること、高齢者だからこそ求められる役割はたくさんあるのです。 1.経験を活かして社会に貢献する 長年培ってきた経験や知識は、社会にとってかけがえのない財産です。ボランティア活動や地域活動に参加することで、自身の経験を活かして社会に貢献することができます。 例えば、 子供たちに昔話や伝統的な遊びを教える 地域のイベントや祭りに…