買い物に出かけて、少しいつもと違う道を進んでみたら、すごく楽しかったということが、あるのではないでしょうか。 このことについて、実際に、場所を変えると脳に刺激がはいって、いい影響をもたらすことを、マイアミ大学のアーロン・ヘラー氏らが研究をしました。 ヘラー氏は、被験者132人の移動の様子を、GPSで3〜4カ月にわたって記録し、その感情の変化を調査しました。 すると、場所の変化が多い人ほど、ポジティブな感情が高かったという結果になったのです。 その後、MRIを使って場所の変化とポジティブな感情との関連を探ったところ、環境の新しさと脳の報酬系に関わる部位の活性化は、密接に関わり合っていることもわか…