前回の「工作系」は作り方は秘密にされておらず、専用の道具やキットも販売されています。これがパズル系になると、何を使ってどうやって入れたのかと、手法に加え道具も解き明かさせるものになります。作る側の立場からすれば、何を使えば何を入れれるのか、と知恵を絞っていくことになります。狭義でのビン詰め不可能物体はこのパズル系のみを指しているかもしれません。まずは「史上最強のパズルランド 芦ケ原伸之著 ベネッセコーポレーション」に以下のような内容があります。アメリカのOMNI誌(1984年4月号)で、スコット・モリスが「不可能博物館」と題し、おかしな品物を紹介した。そこには、ビンの中に入れられたルービックキ…